ホシザキ(Hoshizaki)の「業務用製氷機」は、飲食店やホテル、食品加工施設、医療機関など、さまざまな業界で幅広く使われています。
ホシザキの製氷機
ホシザキ業務用製氷機は、「氷の種類の多様性」「高効率・省エネ」「衛生性」「環境対応」「信頼の品質」が強みです。用途に応じてシリーズを選ぶことで、飲料・食品・医療など幅広いニーズに対応できます。
多様な氷の形・用途対応
- キューブアイス:硬く溶けにくい角氷でドリンク用に最適です。
- クレセント(新月形)氷:滑らかで見ためも美しく、「nestling(なじみ)」が良い氷形状となっています。
- チップ・フレーク・クラッシュド氷:食材冷却やショーケース用に最適な粒状氷です。
安定した高性能・省エネ設計
- 1964年に国産初の全自動製氷機を開発して以来、業務用トップシェアを誇ります。
- −20℃/高純度製氷など、硬質な氷づくりにこだわった高効率設計です。
- オーガ方式など連続製氷と熱効率向上によるランニングコスト低減を実現しています。
衛生・メンテナンス性
- 不純物除去フィルターで清潔な氷を製造しています。
- 新型モデルには「保冷制御」「フィルター点検ランプ」「前面取外しフィルター」などお手入れを容易にする機能が搭載されています。
環境負荷への配慮
- R1234yfなど自然冷媒を採用し、フロン排出削減を推進しています。
製品ラインナップ(代表例)
- Rシリーズ:クラッシュドアイス/−20℃製氷・硬質プレート氷を砕く
- TMシリーズ:シングラス(薄片)/ドラム式で薄片氷生成、省スペース
- FM/CMシリーズ:フレーク・チップアイス/オーガ方式で連続製氷、高効率
- KMシリーズ:クレセントアイス/低騒音・透明で滑らかな氷
グローバル展開
海外(米国ジョージア州など)でも生産され、コールドチェーンや飲食業界で高評価を受けています。業務用・ホテル用・自動販売用ディスペンサーなど用途別設備も豊富です。
ホシザキ製氷機のメンテナンス料金
ホシザキの業務用製氷機のメンテナンス・修理費用は、故障内容や機種、保守契約の有無によって大きく異なります。一般的には、点検・修理費用、部品代、出張費などが含まれます。保守契約に加入していれば、定期点検や修理費用の割引が受けられる場合があります。
故障時のスポット修理費用
スポット修理は「出張費+部品代+最低技術料(1時間分定額)」という構成であり、「10分の作業でも技術料は同額」の場合が多いようです。
出張費 | 5,000円~ |
部品代(ポンプモーター・マイコン等) | 10,000円~30,000円 |
技術料 | 15,000円~ |
合計 | 約50,000円(30分の作業) |
年間保守契約(定期点検・修理込み)
ホシザキ販売会社や代理店による年間保守契約では、以下が一般的です。
年2回の定期点検
故障時の修理費:一部を除き無料
保守契約を依頼することで「追加修理費不要」となり安心です。また定期的な点検により、急な故障の予防となります。なお費用は代理店や点検内容によって異なりますが、相場としては定期点検+故障修理込みで年額数万円〜十数万円程度と考えられます。
日常メンテ・衛生管理費用
年に1回程度は、氷貯蔵ビンの清掃・殺菌が推奨されます。これらは自社対応も可能ですが、外部委託の場合は掃除代+出張費として1〜3万円程度が参考費用です。保守契約内容は販売会社・契約形態によって異なります。詳細はお使いの代理店にお問い合わせください。
おすすめ
- 定期的なメンテナンス + 故障対応が重要な場合は、年間保守契約の検討がベターといえます。
- 軽微な修理や清掃だけならスポット対応 + 自社清掃も選択肢と考えることができます。
- 具体的な見積りがほしい場合は、ご利用のホシザキ販売会社へ「年間保守プラン」の提示を依頼して比較すると良いでしょう。
まとめ
期的な清掃やメンテナンスを行うことで、故障のリスクを減らし、製氷機の寿命を延ばすことができます。ホシザキの公式サイトや販売店で、詳細な料金や保守契約について確認することをおすすめします。