• バスケットに溜まった生ごみは毎日除去すること。
  • 浮上した油分は1週間に一度は除去清掃。
  • 底に沈殿した残渣の除去及び装置全体の清掃は月に一度行う。

Contents

グリピカの特長

産業廃棄物を出さずに処理できるため、従来のグリストラップ清掃工法と比較すると、最大約50%のメンテナンスコストを削減できます。

定期的な清掃の効果が長く持続するため作業時間が短縮されます。そのため、従来のグリストラップ清掃より短く本業に専念できる時間を確保できます。

廃油が石鹸水に変わるため、河川や海への環境汚染がありません。クリーンでエコロジーな工法です。

排水管の閉塞を予防できます。厨房から流れる排水がすべて石鹼水で流すため詰りの対策につながります。

食中毒や死亡事故に繋がる病原性細菌を滅菌、除菌する効果があります。グリピカで清掃する時に利用する石けんに配合されている成分により除菌されます。

廃油により強烈な異臭を防止することができます。厨房だけでなく、店内の異臭防止につながり清潔度の高い店舗を保つことができます。

グリストラップ清掃の流れ

生成された石鹸水は、一定時間、グリストラップと装置の間を循環させます。
これはグリストラップ内の油分を徹底的に石鹸化するためです。その結果油分は、完全に脂肪酸とグリセリンに分解され、
脂肪酸はナトリウムと結合して石鹸水(ナトリウム石鹸)になり、環境負荷の少ない物質に変化します。

生成された石鹸水は、一定時間、グリストラップと装置の間を循環させます。
これはグリストラップ内の油分を徹底的に石鹸化するためです。その結果油分は、完全に脂肪酸とグリセリンに分解され、
脂肪酸はナトリウムと結合して石鹸水(ナトリウム石鹸)になり、環境負荷の少ない物質に変化します。

汚水に混ざっているゴミは、装置内に設置されているゴミ取りネットで捕捉除去します。
また、仕上げ段階ではネットを交換して捕捉精度を上げて除去することになります。
吸引できないような大きなゴミ等は、すくい網などですくい取ります。

固まった油分や壁面、仕切り板などに付着した油分は循環中に排出される石鹸水を浴びせて軟化させます。
その後ブラシやケレン棒で剝がしたり、砕いたりして吸引し、石鹸化します。
結果、グリストラップ内の油分は石鹸水となって槽内を満たすことになります。

槽内の石鹸化が十分進んだことを確認したら(15 分前後の循環)、装置を停止し
溜まっている石鹸水でグリストラップの淵、壁面、仕切り板、バスケット、グリストラップ周囲の床面などを
ブラッシングして丁寧に汚れを落としていきます。

清掃が終わったら、水道水で槽内、周辺、装置、備品道具を水洗いします。
最後に再度装置を起動し、槽内の滞留水を循環させゴミを除去し仕上げます。

除去したゴミは、油分が除去された生ごみとして水をよく切り、一般ゴミとしてお客様に処分をお願いします。